2009年4月6日月曜日

そしてまた

 
 
 
 
深夜の静かな時間が好きだ。
 
街が寝静まって
 
僕はひとり深い深い意識の底へと潜る。
 
 
そこに何があるのかは
 
まだよくわからない。
 
 
息を止められるだけ止めて
 
真っ暗な世界で
 
手に触れたものを
 
僕はひとつひとつ水面に運ぶ。
 
 
使えそうな物もあれば
 
その時点で理解できない物も多い。
 
 
ただその作業が
 
我々を目指す場所へと導く事になると信じ
 
暗く深い意識の底へと潜る。
 
 
そしてまた
 
朝が来るまで。