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2009年5月13日水曜日
目印
すこし目をあげれば
いつでも目印はある
浮世の雑事に追われ
イライラしたり
ハラハラしたりするときも
自分の才能に悩み
行き先が見つからずに
落ち込むときも
思わぬ対応や反応のせいで
人間関係の根本に
大きな不信感を抱いたとしても
すこし肩のちからをぬいて
遠くをみれば
やさしくかがやく目印が
いつでも
あなたを待っている
と思うよ。
2009年5月12日火曜日
窓際のねこ
昔はけっこう本気でネコがうらやましかった。
学校に向かう途中とか、仕事の帰り道とか
やつらの気ままで、自由にやってる感じが
なんともうらやましく、
よくその後ろ姿を目で追ったりしてたなぁと、ふと思い出した。
いろいろ不自由で、はやく大人になりたいっていつも思ってて
いかんともしがたい現実を前に、
空想と妄想の世界に浸ったりしてたよなあ。
今はどうかな。
妄想は減らないけど
昔よりは気ままにやらせてもらえてるのかな。
2009年5月10日日曜日
満月
真夜中波の音でふと目が覚める
いつのまにか月がずいぶんと高い位置に昇っていた
きらめく夜の海はなんとも妖しく
眠いはずの心をすこしざわざわさせる
今宵は満月
八百万の神々が地上に降り立ち
世界をヨロコビで満たす夜
2009年5月9日土曜日
夏来たる
春の話をし終わらないうちに
夏が来てしまった
いつも夏は唐突で
大人が時折見せる場違いな真顔みたいに
力で空気を支配してしまう
春風はもう頬をなでることなく
どこかに消えてしまい
街はすこし気後れ気味ながら
太陽に焼かれて夏のにおいを放つ
そして少しずつ大きくなる
夏の足音
2009年5月6日水曜日
どこかの部屋
心の中にはたくさんの部屋がある
僕たちにはその総数さえ把握できないほど
そしてあるとき
僕らの動きとは裏腹に
勝手にその扉は開く
思いがけない香りや
ふとした光
音楽、単語、味や肌触りによって
濃縮された記憶が
生々しく蘇る
心のどこかに密やかに眠る
たくさんの部屋
鮮度を保ち続ける
匂い立つような出来事
ゆだねる
たくさんの出来事がつながってゆく
思いもしなかった方向へ
ただ、身をゆだねよう
限られた知能や意識に惑わされる事はない
批評も判断もない
ただ
心のおもむくままに
事がはこぶがままに
流れてゆこう
深みの闇を知り
明るみの光を知り
それが今起こっている事をたのしもう
意味はあり
意味はない
毎日の生活の中で
2009年5月2日土曜日
完璧を信頼する
いつからか
心配することをやめた。
なれるまで、しばらく時間がかかったけど
それは、とても心地よいものとなった。
心配のサインは来る。
その時、対処すべき具体案だけにフォーカスする。
でもたいていは、
対処のしようもない事が多い。
そんな時は、
宇宙の完璧さを信頼することにしている。
いろいろあったけど、
いろいろあったおかげで、今がある。
というベーシックな考え方に基づいて、
これから起こる全ての事を信頼する。
何が起こっても完璧。
全ては最後にうまくいく。
流れゆく景色
昨日の帰り道
窓から流れる景色。
ふと見た先に佇む小さな小屋。
たくさんの出来事が僕たちの脇を流れてゆく。
自分の事で精一杯の日々でも
ふと見れば、そこにたくさんの美や幸せがある。
歩みは止められないが、
愛でる事も、慈しむ事もできる豊かな世界がそこにあり
僕たちは、いつか、
長い長い道のりを踏んで、
結局そこに辿り着く。
2009年4月29日水曜日
手間
やりたいことを
ほんとにやりたいことを
自分のこころの
奥の奥の奥底から
時間をかけてかけて
探り出し
さらに
時間をかけて、ふるいにかけて
最後の1ピースに
たどり着くのは
あなたにとって
そんなにたいくつな話かね?
死ぬまでそのたいくつな生活を続けるよりも?
ぷぷぷ。。
ちょっとたまにはね。。
2009年4月28日火曜日
あすにまつこと
たのしい時間が過ぎてゆく
夕暮れが近くまで来ている
こんなにたのしい事が起こるとは思っていなかった。
こんなにたのしい友達になるとは思っていなかった。
まだ見ぬたくさんの友達と
まだ知らぬたくさんの出来事を夢見て、
今日も眠ろう。
2009年4月27日月曜日
春風
窓を開けると
あたたかな春風。
心が沸き立つのなら
それはそれで
すばらしいこと。
流れてゆく
草花の香りにのって
どこまでも流れてゆこう。
2009年4月24日金曜日
帰りみち
帰り道の途中で、タクシーの窓からふと見るわき道
びしっと道はのびていて、また一つの可能性を表している。
もしあのとき
あっちの道を選んでいたら、
もしあのとき
あの娘とあっちに行ったら、
どこにもたどり着かない考えが
頭をよぎる。
そしてさんざん呑んで
今僕たちはここにいて、
そして今ここを楽しんでいる。
2009年4月23日木曜日
縁
なぜか、
出逢う人たちがいて、
そこからたくさんのストーリーが始まる。
そんなことは
1年前にも、1ヶ月前にも、1週間前にも
絶対にわからない。
会った瞬間もしくは、しばらくして、
自分の人生にとって、
大変に重要な出逢いだと気づき、驚き、感謝する。
よく目を開けていると
人生にはそんな出逢いがごろごろしていて
ぼくらの日常をどこか別の次元へ連れてゆく。
だから
もう、小賢しい事は忘れて
あなたのまわりにあふれる、その流れに身をゆだねよう。
ねえ、ほら
たくさんの素敵な明日が
ニコニコしながら
あなたが来るのを待っているよ。
2009年4月21日火曜日
そして
じじいになっても
さびしい気持ちは
思春期とあんまり変わらないね。
突然わいてきて
心をぐちゃぐちゃにして
去っていく。
対処の仕方はちょっとずつ上手になるけど
それとともに
消えていく淡いなにかを
今手元に感じている。
2009年4月19日日曜日
その奥
その奥に
行ってみたいと思いませんか?
2009年4月16日木曜日
バランス
バランスのいい人
バランスのいい会社
バランスのいいワイン
バランスのいい恋
バランスのいい野心
バランスのいい反省会
バランスのいい思い出
バランスのいい写真
その夜食べたキムチの味は、、
人体の一部のように
生々しくつやめくキムチ
今宵の話を聞いているのか
時とともに表情を変えていく
16年にわたる国境を越えた愛の形の
今後のゆくえを聞きながら
我も考え、キムチも想う
2009年4月14日火曜日
ずっと前
たおやかな意識が
いつかの時代に
その姿を物質化させる。
意識はとどまり
意識はひろがり
ほら、こうして今、あなたへ届く。
ちいさなまち
上海のとある路のとあるお店に
ちいさな街があり、
そこにはちいさな列車とちいさなトンネルがあり
ちいさくも、心優しいちいさな人々が暮らしている。
そこにはちいさな家庭があり
ちいさなケンカがあり
ちいさな仲直りと友情がある。
人々はちいさな計画を立て
ちいさな明日に
ちいさな幸せを夢見ている。
2009年4月13日月曜日
へんなやつ
いろんな花があるように
いろんな人がいて
いろんなことを言っている。
昔から変わってないと思ってる自分だって
仕事について、結婚について、子どもについて、
考え方は大きく変わった。
どっちも自分。
で、どっちも 『もっとも』 なお考え。
そういうことだと思った。
いろんな人の、いろんな意見について。。。
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naoya hirano
1976年生まれ おひつじ座、B型。 武蔵野美術大学中退。 在学中から数々のレストランのキッチンで修行し、 中退とともに、本格的に料理の世界へ。 オーストラリアメルボルンに3年、 東京青山で3年、 その後06年に上海でdiageの立ち上げに参加、 翌07年に総責任者、 08年に経営権を譲り受けオーナーとなる。 画家になりたかった夢は醒めず、 料理人として働く傍ら 絵画制作を続け、各地で個展を開催する。 現在上海をベースに活動中
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